リスクマネジメント事業・損害保険代理店・生命保険代理店の株式会社NCI【エヌシーアイ】
このホームページは、各保険の概要についてご紹介しており、特定の保険会社名や商品名のない記載は一般的な保険商品に関する説明です。
取扱商品、各保険の名称や補償内容は引受保険会社によって異なりますので、ご契約(団体契約の場合はご加入)にあたっては、必ず重要事項説明書や各保険のパンフレット(リーフレット)等をよくお読みください。ご不明な点等がある場合には、取扱代理店までお問合わせください。
こんなお話をよく聞きます。当記事では、海外旅行保険の選び方に迷っているお客さまに向けて、おすすめの海外旅行保険のプランや、選び方をご紹介。お客さまの疑問を解消して、ご自身にぴったりの海外旅行保険をお選びください。
海外旅行保険は、どれを選んでも同じというものではありません。加入条件や補償内容、オプション(特約)などは損保会社によって異なります。
海外旅行保険を選ぶときは、旅行の目的や行先に合った保険プランを選ぶことが重要です。選び方のチェックポイントを見ていきましょう。
海外旅行保険の選び方は、大きく分けると下記の4点に絞られます。
海外旅行保険の選び方の中で最も重要なのは、治療費用の補償額が十分かどうかチェックすることです。
海外は医療費が日本より高額なところが多く、なかでもアメリカは世界一高いと言われています。救急搬送されて手術・入院となると3千万円を超えるケースも決して珍しくありません。
クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用するとしても、クレカ付帯の治療費用は上限が150万~300万円ですから、それを補う形で治療補償が2,000万~3,000万円の「クレカ上乗せプラン」を選べば安心。
また、保険料が気になる人の選び方としては、ネット型の海外旅行保険が保険料も安くておすすめです。
携行品とはバッグやカメラ、スマホなどいつも持ち歩くもののことで、盗まれたり壊したりしたときに1点につき10万~30万円ほどで補償されるものです。
ただし、下記のものは携行品損害の対象にならないので要注意です。
携行品損害の補償対象とならないもの
•現金 •小切手 •クレジットカード •定期券 •データ・プログラム・ソフトウエアなどの無体物 •設計図 •コンタクトレンズ •義歯 など
財布を盗まれた場合、財布は補償対象となりますが、中に入れていた現金やクレジットカードは対象外とされています。
特に携行品損害補償は、旅行先が盗難や窃盗が多いと言われるヨーロッパ圏の場合は重視したい選び方です。
誤って他人にケガをさせた、ショッピング中に商品を壊してしまった、ホテルの客室を水浸しにしてしまったなど、第三者に損害を与えてしまった場合に賠償金を請求されることがあります。
高級なショップやホテルなら賠償金も高額になり、四つ星ホテルの部屋を水浸しにして1千万円請求された事例もあります。
また、子ども連れの家族旅行の場合は、いつどこで物を壊すかわかりません。
そのような場合に備えて賠償責任補償もしっかり確認しておきたい選び方の1つです。
一般的な海外旅行保険では、補償期間が3ヶ月までとされているものが多いです。
そのため、留学や長期出張、ワーキングホリデーなどで滞在期間が3ヶ月を超える場合には、長期滞在専用の海外旅行保険を選ぶ必要があります。
選び方の1つとして、自分の滞在期間をよく確認してから海外旅行保険を検討しましょう。
お子様が海外旅行へ一緒に行かれる場合には、お子様の補償も必要となります。ご両親のみ海外旅行保険に加入していても、お子様の補償は付帯されません。
海外旅行保険の加入に年齢制限はありませんので、お子様の補償についてもしっかりと保険で備える必要があります。
お子様と一緒に家族で海外旅行に行く際の選び方としては、「ファミリープラン」を用意している海外旅行保険がおすすめです。家族全員で加入することで、保険料が少し安くなります。
また、少しでも保険料を安く済ませるなら、補償内容の選び方もポイントになります。
たとえば、お子様については携行品損害補償を少なくする、死亡保険金を抑えめにして治療費に関する補償を手厚くするなどが挙げられます。
海外旅行保険の選び方も重要ですが、さらに補償内容をどういったものにするかもしっかり検討しましょう。
ここまで、海外旅行保険の選び方について解説してきました。
基本的な選び方は、補償の充実度と、自分の滞在期間のすべてをしっかりカバーできるかという点が重要です。
また、もし良さそうな海外旅行保険がいくつかあり、選び方を迷っているという場合には、その他のサービスで比較するのも1つの方法です。
海外旅行保険は基本的な補償のほか、下記のようなサービスがあります。
各保険会社によって付帯しているサービスが異なるため、迷ったら海外旅行保険の付帯サービスの充実度で選ぶ選び方もおすすめです。
海外旅行保険に加入するには、下記の3つの方法があります。
加入方法の選び方としては、保険料を抑えたい方にはネット型保険がおすすめです。担当者の人件費や店舗の維持費などがかからないため、その分保険料が割安なことが多いのです。しかし、補償プランを自分ひとりで決める必要があるため、海外旅行保険の選び方に不安がある場合にはおすすめできません。
自分に必要な補償を漏れなくつけたいという方は、保険代理店などで海外旅行保険に直接加入するか、空港で加入する方法が良いでしょう。専任のスタッフがいるため、補償内容について相談することができます。
ここでは、各損害保険会社が扱う海外旅行保険をご紹介します。
ここまで説明してきた選び方の通り、補償内容、補償期間、付帯サービスをまとめて紹介しているので、自分のニーズにあった海外旅行保険をチェックしてみてください。
当ホームページでは、インターネット上で契約手続が可能な取扱商品のうち、商品の取扱実績等を踏まえ、当社の経営方針により選定した商品をご案内しております。
クレジットカード上乗せプランを用意している
弁護士等費用やテロ等対応費用、ペット預入延長費用などの特約を付帯することが可能。
歯科治療費も自動で付帯
補償項目 | 保険金額 | ||||
タイプA | タイプB | タイプC | タイプK | ||
基本補償 | 傷害死亡 | 1,000万円 | 2,000万円 | 3,000万円 | 補償なし |
傷害後遺障害 | 1,000万円 | 2,000万円 | 3,000万円 | 補償なし | |
治療・救援費用 | 1,000万円 | 2,000万円 | 3,000万円 | 2,000万円 | |
疾病死亡 | 1,000万円 | 2,000万円 | 3,000万円 | 2,000万円 | |
賠償責任 | 1億円 | 1億円 | 1億円 | 補償なし | |
携行品損害 | 30万円 | 30万円 | 50万円 | 補償なし | |
航空機寄託手荷物遅延等費用 | 10万円 | 10万円 | 10万円 | 補償なし | |
弁護士費用等 | 100万円 | 100万円 | 100万円 | 100万円 | |
緊急歯科治療費用 | 補償あり | 補償あり | 補償あり | 補償なし | |
テロ等対応費用 | 10万円 | 10万円 | 10万円 | 補償なし | |
保険料 | 1,540円 | 1,990円 | 2,540円 | 1,220円 | |
リピーター割引適用後の保険料 | 1,450円 | 1,880円 | 2,410円 | 1,160円 | |
オプション | ペット預入延長費用 | 保険金額5,000円(7日間限度) 保険料 10円 |
※ 保険料例は 台湾 3日間 個人プラン
キャッシュレスメディカルサービス | ○ |
クレカ上乗せプラン | ○ |
フリープラン | × |
航空機寄託 手荷物遅延等費用 | ○ |
航空機遅延費用 | × |
歯科治療費用 | ○ |
補償内容だけを見るとシンプル。
ただし、付帯サービスが充実しており、旅慣れをした旅行者様向け
特筆すべきは提携病院では事前連絡なしでキャッシュレス・メディカル・サービスが受けられ、緊急時に役立つトラベルプロテクトが受けられる
補償項目 | 保険金額 | |||
エコノミー | スタンダード | デラックス | ||
基本補償 | 傷害死亡 | なし | 1,000万円 | 1,000万円 |
傷害後遺障害 ※1 | なし | 1,000万円 | 1,000万円 | |
治療・救援費用 | 1,000万円 | 3,000万円 | 5,000万円 | |
疾病死亡 | 500万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | |
賠償責任 | 1億円 | 1億円 | 1億円 | |
携行品損害 ※2※3 | 20万円 | 30万円 | 30万円 | |
航空機寄託手荷物 | なし | なし | 3万円 | |
航空機遅延 ※4 | なし | なし | 付帯あり | |
保険料 | 970円 | 1,400円 | 1,630円 |
※ 保険料例は 台湾 3日間 個人プラン(30歳~49歳の場合)
キャッシュレス・メディカル・サービス | ◎ |
クレカ上乗せプラン | × |
フリープラン | × |
航空機寄託 手荷物遅延等費用 | 〇 ※デラックスタイプのみ |
航空機遅延費用 | 〇 ※デラックスタイプのみ |
歯科治療費用 | × |
※1 始期日における保険の対象となる方の年齢が70歳以上のご契約は、お支払いの対象が後遺障害等級 第3級以上の支払い割合となる後遺障害に限定されます。
※2 携行品(パスポートを含む)の置き忘れまたは紛失(置き忘れまたは紛失後の盗難を含む)による損害はお支払いの対象外となります。
※3 携行品1個または1対あたり10万円(乗車券等は合計5万円)がお支払限度となります。
※4 1回の事故について、保険の対象となる方が下記項目の①から③に該当する費用を負担した場合、該当した費用に応じた支払額のうち、いずれか高い金額をお支払いします。
①宿泊施設の客室料 3万円
②交通費(その航空機の代替となる他の交通手段を利用した場合の費用) 1万円
③食事代 5,000円
他社を圧倒する55万か所以上の提携病院数!!保険期間が31日以内のご契約では、持病の急激な悪化や妊娠初期症状も補償!
コールセンターはAIG損害保険の社員で組織されておりますので保険の知識を持ったアドバイスが可能!
お客様満足度92.2%なので短期の方はもちろん、旅慣れした旅行者や長期滞在される留学生にもおすすめ!
補償項目 | 保険金額 | ||||
シンプルプラン(WL1) | ブロンズプラン(WL2) | シルバープラン(WL3) | ゴールドプラン(WL4) | ||
基本補償 | 傷害死亡 | 1,000万円 | 1,000万円 | 2,000万円 | 3,000万円 |
傷害後遺障害(後遺障害の程度に応じて) | 30万円~1,000万円 | 30万円~1,000万円 | 60万円~2,000万円 | 90万円~3,000万円 | |
治療・救援費用(支払限度額) | 2,000万円 | 無制限※1 | 無制限※1 | 無制限※1 | |
疾病死亡 | 500万円 | 500万円 | 500万円 | 1,000万円 | |
個人賠償責任(支払限度額) | 1億円 | 1億円 | 1億円 | 1億円 | |
携行品損害※2 | 20万円 | 30万円 | 30万円 | 30万円 | |
緊急歯科治療費用(支払限度額) | 10万円 | 10万円 | 10万円 | 10万円 | |
旅行事故緊急費用(支払限度額) | 5万円 | 5万円 | 5万円 | 5万円 | |
保険料 | 3,630円 | 3,960円 | 4,210円 | 4,570円 | |
オプション | 留守宅家財盗難 (50万円限度) | 220円 |
※ 保険料例は 台湾 3日間 個人プラン
※渡航先によって選択できるタイプが変わりますので予めご了承ください。
※1 無制限とは治療・救援費用補償特約の保険金額(支払限度額)を無制限とすることであり、
治療・救援費用を終身補償するものではありません。
※2 携行品1つあたり10万円限度、乗車券・航空券などの場合は5万円限度となります。
キャッシュレスメディカルサービス | ◎ |
クレカ上乗せプラン | △ |
フリープラン | × |
航空機寄託 手荷物遅延費用 | △ ※ |
航空機遅延費用 | △ ※ |
歯科治療費用 | ◎ |
※ 旅行事故緊急費用にてご対応いたします。
渡航先でもお金を使いたい!とにかく安い保険料で安心をという方におすすめ!
オーダーメイドプランで自分にあったプランの設計もできます。
はじめての海外旅行は損保ジャパンのoff!で
補償項目 | 保険金額 | |||
保険料抑えたい | 保険料と補償バランス | 補償充実させたい | ||
基本補償 | 傷害死亡・後遺障害 | 1,000万円 | 2,000万円 | 3,000万円 |
治療費用 | 1,000万円 | 2,000万円 | 2,000万円 | |
疾病死亡 | 1,000万円 | 2,000万円 | 3,000万円 | |
賠償責任 | 1億円 | 1億円 | 1億円 | |
携行品損害 | 30万円 | 30万円 | 50万円 | |
救援者費用 | 1,000万円 | 2,000万円 | 2,000万円 | |
航空機寄託 手荷物遅延等費用 | 10万円 | 10万円 | 10万円 | |
保険料 | 1,480円 | 1,760円 | 2,130円 | |
オプション | 航空機遅延費用 | 50円 |
※ 保険料例は 台湾 3日間 個人の場合
キャッシュレスメディカルサービス | ○ |
クレカ上乗せプラン | ◯ |
フリープラン | ○ |
航空機寄託 手荷物遅延費用 | ○ |
航空機遅延費用 | ○ |
歯科治療費用 | × |
治療・救援費用が無制限になるプランを用意
海外旅行保険に強い保険会社ならではの各種サービスもご用意
中級から上級のご旅行者様向け
補償項目 | 保険金額 | ||||
PA4 | BY1 | BY2 | AL3 | ||
基本補償 | 傷害死亡 | 1,000万円 | 1,000万円 | 3,000万円 | – |
傷害後遺障害 | 1,000万円 | 1,000万円 | 3,000万円 | 1,000万円 | |
治療・救援費用 | 1,000万円 | 無制限 | 無制限 | 1,000万円 | |
疾病死亡 | – | 500万円 | 1,000万円 | – | |
賠償責任 | 1億円 | 1億円 | 1億円 | 1億円 | |
携行品損害 | 10万円 | 10万円 | 20万円 | 10万円 | |
旅行中の事故による緊急費用 | – | 5万円 | 5万円 | – | |
保険料 | 各プランの保険料は保険会社サイトにてご確認ください(準備中) |
※ 例は 台湾 3日間 個人プラン
キャッシュレスメディカルサービス | ○ |
クレカ上乗せプラン | ○ |
フリープラン | × |
航空機寄託 手荷物遅延費用 | ○ ※ |
航空機遅延費用 | ○ ※ |
歯科治療費用 | × |
※保険期間32日以上の場合に付帯されます。
クレジットカード上乗せプランを用意している
補償内容はベーシックなものだが、弁護士費用やテロ等対応費用、ペット預入延長費用などのユニークな特約が魅力。
緊急歯科治療費用もセットされているプランがあるので初心者から中級者のご旅行者向け
補償項目 | 保険金額 | ||||
タイプA | タイプB | タイプC | タイプK | ||
基本補償 | 傷害死亡 | 1,000万円 | 2,000万円 | 3,000万円 | 補償なし |
傷害後遺障害 | 1,000万円 | 2,000万円 | 3,000万円 | 補償なし | |
治療・救援費用 | 1,000万円 | 2,000万円 | 3,000万円 | 2,000万円 | |
疾病死亡 | 1,000万円 | 2,000万円 | 3,000万円 | 2,000万円 | |
賠償責任 | 1億円 | 1億円 | 1億円 | 補償なし | |
携行品損害(盗難等の限度額は30万円) | 30万円 | 30万円 | 50万円 | 補償なし | |
航空機寄託手荷物遅延等費用 | 10万円 | 10万円 | 10万円 | 補償なし | |
弁護士費用等 | 100万円 | 100万円 | 100万円 | 100万円 | |
緊急歯科治療費用 | 補償あり | 補償あり | 補償あり | 補償なし | |
テロ等対応費用 | 10万円 | 10万円 | 10万円 | 補償なし | |
保険料 | 1,540円 | 1,990円 | 2,540円 | 1,220円 | |
リピーター割引適用後の保険料 | 1,450円 | 1,880円 | 2,410円 | 1,160円 | |
オプション | ペット預入延長費用(保険金額:日額5,000円) | 10円 |
※ 保険料例は 台湾 3日間 個人プラン
キャッシュレスメディカル サービス |
○ |
クレカ上乗せプラン | ○ |
フリープラン | × |
航空機寄託手荷物遅延費用 | △ |
航空機遅延費用 | × |
緊急歯科治療費用 | △ |
事故の種類 | 事故地 | 属性 | 事故内容 | 支払保険金(合計) | 支払保険金の内訳 |
疾病 | アメリカ | 30代男性 | 現地で突然頭痛に襲われ、倒れたまま病院へ運ばれる。クモ膜下出血と診断され、そのまま入院となる。現地入院期間は36日間。退院後、救援者付き添いのもと、ビジネスクラスにて帰国。 | 600万円 | ■疾病治療費用保険金:400万円※1 ■現地でかかった治療費用:1,150万円※2 ■救援者費用保険金:200万円※1 →本人帰国費用、救援者3名分の交通費・宿泊費 |
傷害 | 中国 | 20代男性 | 路線バスに搭乗中にトラックに衝突され、脛骨・腓骨を複雑骨折、下肢に裂傷・挫傷。事故後搬送された病院から医療設備の整った病院に転院し、手術を行う。衛生面・医療設備の問題から、事故から5日後、北京へチャーター機による搬送を行う。事故日から17日後、看護師付き添いのもと、日本に帰国。 | 約666万円 | ■傷害治療費用保険金 【傷害治療費用内訳】 ・現地治療費用:62,5万円 ・搬送費用:603,8万円 →現地緊急移送・日本への帰国費用 |
疾病(死亡) | 中国 | 50代男性 | ホテルの部屋で心臓麻痺により死亡しているところを同行者によって発見される。救援者としてご家族3名が現地入りし、ご遺体とともに帰国。 | 約1,223万円 | ■疾病死亡保険金:1,000万円 ■救援者費用保険金:223,8万円 |
※平成30年4月1日㈱エヌシーアイ調べ
※1 保険金額全額
※2 保険金額全額を大幅に超過。多額の自己負担となった。
発生国 | 費用 | 事故内容 |
スロベニア | 3,800万円 | 観光中に意識を失い、脳出血と診断され現地病院からヘリコプターで施設が整った病院へ搬送し、その後30日間入院・手術。家族が駆けつけ、医師・看護師付き添いでチャーター機により日本へ搬送。 |
フランス | 7,400万円 | フランスシャモニーでスキー中に転倒し頸部脊椎骨を骨折し、ヘリコプターで搬送され入院・手術。3ヶ月入院後チャーター機で日本に搬送されるが、搬送先の日本の病院で死亡。 |
ハワイ | 4,300万円 | 往路の飛行機で意識が朦朧とし、到着後救急車で入院。肺炎・脳梗塞と診断され37日間入院。家族が駆けつけ、医師、看護師付き添いでチャーター機により日本へ搬送。 |
アメリカ | 3,000万円 | ホエールウォッチングのクルーズ船が波に揺れ転倒し、腰椎骨折で17日間入院・手術。家族が駆けつけ医師・看護師付き添いで定期便により日本へ搬送。 |
海外旅行へ行く際に、「クレジットカードに付帯されているから海外旅行保険に入らなくても大丈夫」という方がよくいらっしゃいます。
本当に補償は十分でしょうか?利用条件はありませんか?ここではクレジットカード付帯の保険と保険会社の海外旅行保険の比較と、クレジットカード上乗せタイプの補償をご紹介します。
クレカ付帯の海外旅行保険には、カード会社や種類によって自動付帯の場合と、利用条件付き付帯の場合がございます。
自動付帯は、有効なカードを持っているだけで海外旅行保険が使えるものです。利用条件付きは、「その旅行に関する交通費や旅行代金をそのカードで決済した時に初めて海外旅行保険が適用になる」等の例が挙げられます。
一般的な付帯条件としては、下記のいずれかを当該クレジットカード決済が必要な場合があります。
クレジットカード決済がされた場合のみ海外旅行保険が適用となる等、カード会社により付帯となるための条件が異なります。
また、保険期間も最長で90日間まで等、長期の渡航の場合、対象とならない場合があります。
クレカ付帯保険は、疾病死亡のカバーが無いことのみならず、海外で一番使用する可能性が高い、傷害治療費・疾病治療費の保険金額が十分とは言えません。
自己負担が出にくい治療・救援費用が付帯される海外旅行保険をおすすめします。
ここでは、補償内容が充実している(クレカ付帯保険一覧内での比較)年会費有のカードと保険会社の海外旅行保険を比べてみましょう。
傷害死亡・後遺障害 | 疾病死亡 | 傷害治療費 | 疾病治療費 | 賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用 | 航空機寄託 手荷物遅延等費用 |
備考 | |
損保ジャパン(補償充実させたいプラン) | 3,000万円 | 3,000万円 | 2,000万円 | 2,000万円 | 1億円 | 50万円 | 2,000万円 | 10万円 | 台湾5日間で2,620円 |
アメックス(ゴールド) | 5,000万円 | なし | 200万円 | 200万円 | 4,000万円 | 50万円 | 300万円 | 自動付帯 | 年会費 31,320円 |
損保ジャパン(補償充実させたいプラン) | アメックス(ゴールド) | |
傷害死亡・後遺障害 | 3,000万円 | 5,000万円 |
疾病死亡 | 3,000万円 | なし |
傷害治療費 | 2,000万円 | 200万円 |
疾病治療費 | 2,000万円 | 200万円 |
賠償責任 | 1億円 | 4,000万円 |
携行品損害 | 50万円 | 50万円 |
救援者費用 | 2,000万円 | 300万円 |
航空便遅延費用 | 10万円 | 自動付帯 |
備考 | 台湾5日間で2,620円 | 年会費 31,320円 |
まず一番先に目につくのが死亡補償の金額です。
死亡補償の金額ではクレカ付帯保険に軍配が上がります。ただし、多くのカード付帯保険は疾病死亡がセットされておりません。
ケガだけではなく、突然の病気にも備える必要があるため、疾病死亡も含めて考えると海外旅行保険の方が充実しています。
海外の治療は国内の健康保険などがその場では使えません。
高額な請求をされることが多く備えが必要ですが、クレカ付帯保険を見てみると200万円しかついておりません。
事例集にあるように治療費だけでも400万円かかる場合があることを考えると、海外旅行保険で2,000万円はつけておきたいところですね。
海外旅行保険で一番といってもいいほど重要なのが、救援者費用です。選び方のポイントとしてぜひ覚えておいてください。
補償内容を比較すると保険会社の海外旅行保険は2,000万円なのに対し、クレカ付帯保険は300万円と非常に少ないです。
事例集にもあるようにスキー中のケガでヘリコプター搬送されたときや、家族の駆けつけ、チャーター機で帰国しなければならなくなった場合の金額は数千万円になることがあります。
救援者費用はできれば無制限、少なくとも2,000万円はつけておきたいところです。
保険会社の海外旅行保険には様々な特約や、付帯サービスがついております。
中でも歯科治療費用やトラベルプロテクトサービス(通訳サービスなど)、付けられるものが色々ございます。
最近では上級カードに航空機遅延費用などが付帯されているものがありますが、まだまだ少ない状況です。クレカ付帯保険は特殊な特約が少なく、ベーシックな補償だけの場合が多くあります。
以上のように、クレカ付帯保険は利用条件がある場合や補償額が少ないケースが多く、十分な補償とは言い難いです。
補償額の充実度は海外旅行保険の中でも重要な選び方のポイントです。クレカ付帯保険の補償額が少ない場合には、保険会社で「クレカ上乗せ保険」に加入し、補償を手厚くすることをおすすめします。
※この比較表示には、保険商品内容のすべてが記載されているわけではありませんので、あくまで参考情報としてご利用ください。また、必ず「契約概要」やパンフレット等で保険商品全般についてご確認ください。
傷害死亡・後遺障害 | 疾病死亡 | 傷害治療費 | 疾病治療費 | 賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用 | 利用条件 | 備考 | |
アメックス(ゴールド) | 5,000万円 (1億円) |
なし | 200万円(300万円) | 200万円(300万円) | 4,000万円 | 50万円(免責3,000円) | 300万円(400万円) | 自動付帯 | ()内は利用条件によるもの その他、利用付帯による航空機遅延保険有り |
アメックス(グリーン) | 5,000万円 | なし | 100万円 | 100万円 | 3,000万円 | 30万円(免責3,000円) | 200万円 | あり | |
楽天プレミアムカード | 5,000万円 | なし | 300万円 | 300万円 | 3,000万円 | 50万円(免責3,000円) | 200万円 | あり | |
NTTグループカード(ゴールド) | 5,000万円 | なし | 200万円 | 200万円 | 2,000万円 | 50万円(免責3,000円) | 200万円 | 自動付帯 | 一般カードは付帯無し |
JCB(ゴールド) | 5,000万円 | なし | 300万円 | 300万円 | 1億円 | 50万円(免責3,000円) | 400万円 | 自動付帯 | 利用条件により死亡保険金倍額 その他航空機遅延保険有り |
JCB(一般) | 3,000万円 | なし | 100万円 | 100万円 | 2,000万円 | 20万円(免責3,000円) | 100万円 | あり | |
イオンカード(ゴールド) | 5,000万円 | なし | 300万円 | 300万円 | 3,000万円 | 30万円(免責3,000円) | 200万円 | あり | |
楽天カード | 2,000万円 | なし | 200万円 | 200万円 | 2,000万円 | 10万円(免責3,000円) | 200万円 | あり | |
ライフカード | 2,000万円 | なし | 200万円 | 200万円 | 2,000万円 | 20万円(免責3,000円) | 200万円 | 自動付帯 | 学生カード以外の年会費無料カードには付帯無し |
MUFGカード(一般) | 2,000万円 | なし | 100万円 | 100万円 | 2,000万円 | 20万円(免責3,000円) | 100万円 | あり | |
三井住友VISAカード(一般A) | 300万円(2,000万円) | なし | 100万円 | 100万円 | 2,500万円 | 20万円(免責3,000円) | 150万円 | あり | ()内は利用条件によるもの |
ルミネカード(view) | 500万円 | なし | 50万円 | 50万円 | なし | なし | なし | 自動付帯 | |
エポスカード(VISA) | 500万円 | なし | 200万円 | 270万円 | 2,000万円 | 10万円(免責3,000円) | 100万円 | 自動付帯 |
※2020年9月現在
※クレジットカード付帯保険の補償内容は上記と変更になる場合があります。最新状況についての詳細は各クレジットカード会社へご確認ください。
クレカ上乗せプランとは、クレジットカード付帯の海外旅行保険で補償されている部分以外の不足しがちな補償を手厚くするプランです。
海外旅行保険ですべての補償をまかなうより保険料を抑えることができるため、費用を抑えたい方にはおすすめの選び方です。
クレカ付帯の海外旅行保険で不足しがちな部分は、治療費用、救援者費用、疾病死亡などがございます。傷害死亡補償や賠償責任部分は付帯の保険でカバーし、足りない部分を別途海外旅行保険でカバーしましょう。
ただし、クレカ上乗せプランの中にも疾病死亡の補償がないものなどもございますので、海外旅行保険のフリープランにてご自身にあった補償だけを選択するのもひとつの選び方です。
ご旅行出発当日でも、海外旅行保険にご加入が可能です。ご出発45日~90日前(保険会社によって異なります)からご加入いただけます。
各保険会社によって違いがございますが、ご旅行出発当日のお申込みの場合にセットできない特約がある場合もございます。
インターネット専用商品の場合、一時帰国した場合には住居に帰着した時点で海外旅行保険の保険責任が終了します。
その場合には再出国後の海外旅行行程中は補償ができません。再度海外旅行保険にご加入いただく必要がございます。
ご自宅を出発する日を保険期間の始期日として、海外旅行保険にお申込みください。
「海外旅行の目的をもって日本の自宅を出発してから自宅に帰着するまで」を保険期間としてお引き受けします。
上記の疾病につきましては、旅行期間中に発生したうつ病であることなど、医師の診断書で確認ができる場合には補償対象となる場合がございます。
※ 既往症の場合には、補償されないことがございます。※保険会社、タイプにより補償される場合がございます。
※ 諸条件により補償可能な保険会社がございます。
旅行中の虫歯による歯痛や、義歯または歯科矯正装置に生じた異常により飲食に支障が生じた場合などにご対応する保険会社がございます。
歯科治療費用が付帯可能な保険会社をご選択ください。
現在、このサイトでご契約可能な保険会社の内、歯科治療費用が付帯できるのはAIG損害保険、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険の3社となります。
(保険会社ごとに補償内容が違います。詳しくはそれぞれの保険会社のホームページにてご確認ください。)
旅行期間中に発生した腰痛であることなど、医師の診断書で確認ができる場合には補償対象となる場合がございます。
※ 既往症の場合には補償されません。※保険会社、タイプにより補償される場合がございます。
※ 諸条件により補償可能な保険会社がございます。
※ 医学的他覚所見が取れない場合など、お支払いできない場合もございます。
ご自身のおケガにつきましては傷害治療費用などでお支払い対象となりますが、車両の所有、使用または管理に起因する賠償責任は対象外となります。
現在、ネット販売の海外旅行保険で自動車の賠償などを担保できる商品がございません。レンタル先で自動車保険へのご加入をおすすめいたします。
保険会社の窓口までご連絡をいただければご対応させていただきます。
海外旅行保険の延長追加保険料のお支払い(振込)、変更依頼書のご提出が必要です。
現在ではさまざまな種類の海外旅行保険があり、統計を取ることが難しくなっておりますが、一般的には約50~70%といわれております。
旅行行程を同じくするご家族でのご旅行の場合に、海外旅行保険に家族旅行特約をセットすると1保険契約にてお引受することができます。
お客様のメリットとしては、賠償責任・携行品損害については保険金額をご家族で共有いただけるため保険料メリットがあります。
企業(法人)様を契約者として、職務により海外出張される役職員等を全員まとめて補償するご契約方式となります。渡航の度に申し込みをするのが省略され、ご通知をいただくことにより渡航者様の保険料をまとめて精算することができます。
※ インターネット契約では企業包括契約はお引き受けできません。(一部除く)
※ 損保ジャパンのoff!は企業パッケージをご用意しております。
3ヵ月以内の短期出張者様向けとなります。まとめることにより保険料が割安でご提供可能です。
携行品とは、お客様が旅行に持って行かれる身の回り品を指します。旅行のために無償で借り入れたものも対象となります。
補償対象としては、盗難、破損、火災などの偶然な事故で損害を受けた場合に対象となります。(お支払い条件は保険会社ごとに異なります。)
よくある例としては スーツケースの破損、カメラの盗難、メガネの破損などが挙げられます。
※ 通貨、小切手、クレジットカード、コンタクトレンズ、義歯など 対象にならないものがございます。
※ ご自身のwifiルーターも身の回り品に含まれますが、レンタルしたwifiルーターは有料で借り入れたものであると補償の対象外となります。
※ 保険会社により賠償責任保険にてお支払い可能な場合もあります。
搭乗予定だった航空機が各保険会社の定める規定時間以上遅れた場合等に、追加でかかった宿泊料、食事代、交通費、目的地における旅行サービスの取消料を規定額を限度にお支払いします。(保険会社によっては定額払い)
※ 一定以上の保険期間が必要な条件が付く場合もございます。
保険会社により異なります。
東京海上日動は戦争危険等免責に関する一部修正特約が自動付帯されており、航空機遅延費用等担保特約、旅行変更費用担保特約ともに、テロについては補償対象となりますが、ミサイルについては補償対象外となります。
基本的にミサイルの飛来については対象外となります。
親族の死亡や本人の入院等により海外旅行を中止または途中で取止められた場合に、取消料・違約料や中途帰国費用等をお支払いします。
現在のところ、インターネット契約にて旅行変更費用担保特約を設定することができません。
旅行中の留守になる自宅にて盗難があった場合の損害を補償いたします。
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