東京海上日動の海外旅行保険について解説

東京海上日動の海外旅行保険について解説

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東京海上日動の「海外旅行保険」補償内容や長期滞在にも利用可能か紹介
東京海上日動の「海外旅行保険」補償内容や長期滞在にも利用可能か紹介

海外旅行や留学などに欠かせないのが海外旅行保険です。海外での生活を安全に楽しく過ごすためには想定し得るトラブルに対応できる補償をつけて契約することが大切です。

東京海上日動の海外旅行保険は、観光旅行はもちろんのこと留学など長期滞在する場合にも対応しています。

ここでは、東京海上日動の海外旅行保険の補償内容を詳しく解説し、留学など長期滞在する場合に役立つ特約などについても紹介していきます。

海外旅行保険の契約期間は自宅出発時から帰宅時まで

東京海上日動の海外旅行保険の補償内容

海外旅行保険の契約期間(保険期間)は、旅行の目的で住居を出発してから旅行を終えて住居に帰着するまでの期間。厳密に言うと、保険期間初日の午前0時から終了日の午後12時(24時)までとされています。

なお、住居とは一戸建住宅の場合はその敷地内、集合住宅の場合は被保険者の居住している戸室内を指します。

新型コロナウィルス感染症も補償される

新型コロナウィルスについては、治療費用や現地で入院した場合の救援費用などの補償を受けられるようになっています。

新型コロナウィルスは感染症法では厳格な対策が必要な2類相当に分類されていて、保険期間終了後30日以内に医師の治療を受けた場合に補償の対象とされていました。それが2023年5月8日以降は季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げられ、保険期間終了後72時間(3日)以内に発症した場合に限り、補償対象となることに改定されました。

新型コロナウィルスの危険レベルは低下したとはいえ、インフルエンザ並みの感染力はあるわけですから、自分なりに感染対策をするとともに、海外旅行保険の補償内容もよく確認しておくようにしましょう。

【東京海上日動】海外旅行保険の補償内容

東京海上日動の海外旅行保険には、主に次の4種類の補償があります。

  • 自分のケガや病気に関する補償
  • 他人にケガなどをさせてしまったときの補償
  • 持ち物の破損や盗難に遭った場合などの補償
  • そのほかにかかった費用の補償

それぞれの補償について詳しく見ていきましょう。

自分のケガや病気に関する補償

東京海上日動の海外旅行保険の補償項目のうち、自分のケガや病気に関する補償について説明します。

保険金の種類 補償内容
傷害死亡保険金 海外旅行中の偶発的な事故によるケガが原因で、事故発生日から180日以内に死亡した場合。
疾病死亡保険金 ①海外旅行中に病気で死亡した場合。②海外旅行中に発症した病気で、保険期間終了後72時間以内に医師の治療を受け、その日を含めて30日以内に死亡した場合。③指定感染症または新型コロナウィルス感染症は、保険期間終了日から30日以内に死亡した場合。 
傷害後遺障害保険金 海外旅行中の偶発的な事故によるケガが原因で、事故発生日から180日以内に身体へ後遺障害が生じた場合。
治療・救援費用保険金 【治療費用】①海外旅行中の偶発的な事故によるケガが原因で医師の治療を受けた場合。②海外旅行中に発症した病気により、保険期間終了後72時間以内に医師の治療受けた場合。新型コロナウィルス感染症もこれに含まれる※
【救援費用】海外旅行中の事故によるケガや病気で現地の病院に3日以上入院したときや死亡したとき、航空機の遭難などで行方不明になったときに、家族が現地に駆けつけるための往復航空費・宿泊費、通信費、捜索・救助費などを支払った場合。救援者は3名分まで、宿泊費は1人当たり14日分まで。

※2023年5月7日までは、保険期間終了後30日以内に治療を開始した場合に補償の対象とされていました。

他人にケガをさせたり物を壊してしまった場合の補償

海外旅行中は、自分のケガの補償だけでなく、他人にケガをさせてしまったときの補償も必要です。東京海上日動の海外旅行保険には次のような補償が契約内容に組み込まれています。

保険金の種類 補償内容
賠償責任保険金 偶発的な事故で他人にケガをさせてしまった、また他人の物に損害を与えてしまったことにより法律上の損害賠償責任を負った場合。

海外旅行中に他人にケガをさせてしまった場合や、ホテルのバスルームの水を出しっぱなしにして部屋を水浸しにしてしまった場合、ショップの商品を破損してしまった場合などが補償の対象となります。

持ち物の破損や盗難に遭った場合の補償

東京海上日動の海外旅行保険は、身の回りの物も補償対象となっています。

保険金の種類 補償内容
携行品損害保険金 盗難・破損・火災などの偶然の事故により携行品が損害を受けた場合(ただし、携行品1個、1組または1対あたり10万円まで) 。

携行品には現金、クレジットカード、電子マネー、コンタクトレンズ、義歯などは含まれません。

カメラを落として破損してしまった場合や、バッグを盗まれてしまった場合などが該当します。

また、旅行中の事故によってスーツケースが破損した場合、東京海上日動の指定する修理会社(日本国内)に依頼すれば、修理費(保険金)が直接支払われる「スーツケース修理サービス」を受けることができます。

そのほかにかかった費用の補償

東京海上日動の海外旅行保険には、これまで説明してきた基本的な補償以外に、特約(オプション)で付帯できる補償があります。

保険金の種類 補償内容
航空機寄託手荷物保険金 航空機の出発や到着が遅れたことにより、預けた手荷物を受け取れずに必要な日用品を購入せざるを得なかった場合(1回の事故につき3万円)。
航空機遅延保険金 飛行機の出発遅延や欠航などにより食事代や宿泊代を支出した場合(宿泊代金:3万円、交通費:1万円、食事代:5,000円のいずれか高い金額が補償対象となる)。
緊急一時帰国費用保険金 海外渡航期間中に配偶者や2親等内の親族の死亡、危篤などのために一時帰国した場合(保険期間が3か月超の契約のみ)。

航空機関係のトラブルで手荷物を受け取れなかったり予定外の宿泊代を支払った場合の補償や、親族の死亡や危篤のために一時帰国をする際の補償などがあります。

東京海上日動の海外旅行保険には留学生向けプランもある

東京海上日動の海外旅行保険は留学生向けプランもある

東京海上日動の海外旅行保険は、観光旅行だけでなく留学やワーキングホリデーといった長期滞在する場合の保険も契約することができます。

前項で説明した一般的な海外旅行保険に、留学やワーキングホリデーならではのリスクに備える特約(オプション)を付けることによって補償範囲が拡大されるプランです。

留学やワーキングホリデー向けの3つの特約

留学やワーキングホリデーで渡航する際に、東京海上日動の海外旅行保険に付けられる補償を下表にまとめてみました。

【保険期間32日以上の留学・ワーキングホリデープランの特約】

特約名 補償内容
留学生賠償責任 アパートの鍵を壊してしまった、公共施設の展示品を破損してしまった場合など
留学生生活用動産 アパート内の家財が盗難に遭った場合など
留学継続費用 留学生を扶養している人が事故により死亡または重度な後遺障害を負った場合

留学やワーキングホリデーでは、ホテルではなくアパートやマンションなど賃貸物件を契約して住むことが多いため、観光目的の海外旅行とは異なるトラブルが発生する場合があります。

そうしたトラブルに備えるためにも東京海上日動の海外旅行保険は役立ちます。

長期の海外旅行保険はインターネット申し込みはできない

保険期間が32日超の留学・ワーキングホリデープランはインターネットでの申し込み・契約には対応していないため、保険会社や保険代理店に問い合わせのうえ契約する必要があります。なお、保険料の見積りや資料請求はインターネットから行うこともできます。

保険期間の契約延長も可能

保険期間の契約延長も可能

海外旅行は当初の予定通りにはいかず、日程を変更せざるを得ない場合があります。東京海上日動の海外旅行保険は保険期間を延長して契約することもできるため、急な旅行日程の変更でも万一の時は補償を受けることができます。

東京海上日動の海外旅行保険の延長方法

東京海上日動の海外旅行保険を延長して契約する場合の手続きは、次のような手順で行います。

  • 実際の手続きは日本国内で行うため、代理人(家族や知人など)に東京海上日動の海外旅行保険契約を延長したい旨を伝える
  • 代理人が海外旅行保険を契約した東京海上日動の代理店に契約延長依頼の連絡をする
  • 東京海上日動の担当者が保険期間の延長手続きを行う

もし、東京海上日動の海外旅行保険を契約した代理店が不明な場合は、東京海上日動カスタマーセンターへ契約者本人から問い合わせをすれば対応してもらえます。

【東京海上日動カスタマーセンター】

•TEL:0120-868-100

•受付時間:平日・土日祝 午前9時~午後6時(年末・年始を除く)

東京海上日動の海外旅行保険に関する疑問・質問を解決

東京海上日動の海外旅行保険に関する疑問・質問を解決

最後に、東京海上日動の海外旅行保険に関するよくある疑問・質問とその回答を紹介します。

Q.東京海上日動の海外旅行保険はインターネット申し込みはできますか?

東京海上日動の海外旅行保険「MARINE PASSPORT(リスク細分型海外旅行保険)」はインターネット専用の海外旅行保険で、契約締結から契約内容の変更までインターネット完結が可能です。

「MARINE PASSPORT」は、出発の90日前から申し込み可能で、最長31日までの海外旅行が対象です。なお、LINE(ライン)無料通話での、問い合わせにも対応しています。

Q.保険金の請求はどのようにするのですか?

東京海上日動での保険金の請求の仕方は、日本に帰国後に請求する方法と海外滞在中に請求する方法があります。帰国後に請求する場合は、フリーダイヤルまたは契約を申し込んだ保険代理店に問い合わせてください。

海外滞在中に請求する場合は、東京海上日動が提携する現地の「クレームエージェント」と呼ばれる代理店で請求手続きを行います。

Q.海外でトラブルに遭った際の問い合わせ先を教えてください

海外旅行中の事故、病気やケガ、盗難などのトラブルには、「東京海上日動海外総合サポートデスク」が24時間年中無休で対応しています。サポートデスクは東京に設置されているもので、もちろん日本語対応です。

現地の東京海上日動との提携病院や、キャッシュレス・メディカル・サービスの利用可能な病院の案内・予約、病人やケガ人の移送手配のサポート、さらに保険金の請求方法などあらゆる問い合わせに対応しています。

まとめ

東京海上日動の海外旅行保険は、海外旅行をはじめ留学など長期滞在する場合の補償が充実しており、海外旅行日程の延長にも対応可能です。

また、東京海上日動の海外旅行保険にはインターネット加入専門の「MARINE PASSPORT」があり、忙しい人でも手軽に契約手続きをすることができます。

東京海上日動の海外旅行保険への加入を検討しているが、パンフレットなどを見てもどのプランがよいかわからないとか、問い合わせたいことがあるという場合は、株式会社NCI(エヌシーアイ)に気軽にお電話ください。海外旅行保険の知識と経験が豊富なスタッフが、親身になってサポートいたします。

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